デザインあの音楽MVがすごい
こんにちは、あゆかです。Eテレ朝の時間に放送している「デザインあ」ですが、見ていてとても勉強になる番組です。
空き缶のプルタブがいつの間にか完全に取り外せなくなった理由や、さらに開けやすくなった秘密などが明かされていて、見るだけで賢くなれます。
さて、私が気に入ってる音楽が「鎮座ドープネス」と「森羅万象」を歌うコーネリアスです。
森羅万象を表す家紋の曲
これまでは墓石や結婚式のときにきる紋付についている模様としか見ていなかった家紋。でもこの番組を見て考えがガラリと変わりました。
円に円を少しずらして重ねて、出来上がった線をなぞると出来上がる家紋。私はてっきり、「練習しまくった職人が描ける絵」だと思っていたんです。
でもどこにこの線を引くかとか、このデザインを配置するというのが、無数の下書き線あってこそ決まるんですね。
そのテーマで流れているのが「森羅万象」なのですが、落ち着いたボーカルとリズムから「ボーカル入りの曲ではなく、インストルメンタル」と勘違いするような曲なんです。
で、てっきり打ち込み音楽で作っているのだろうかと思っていたのですが、13日朝驚きました。すべて演奏だったんですよ。
コーネリアスのMVがすごい
そう、デザインあの200回記念と言うことで、MVが流れたんです。これまではシンセサイザー一本でとっている曲だろうかと思ってましたが、ドラムス、ギター、キーボードで奏でられていました。
聞いてもらえたらわかるんですが、音の鳴らし方は木琴みたいなのに電子音だったり、金属音のようなそうでないような不思議な音がたくさん入るんです。
よく見るとドラムにカウベルがついてたり、ボーカルがときおりカウベルをたたいて鳴らしていることがわかりました。
いや、ギターボーカルやドラムスボーカルは見たことありますが、ボーカルの最中にカウベルを鳴らす方は初めて見ました。なんかすごいものを見ました。
もちろんただ演奏するだけじゃなくて、音に合わせてライトが点滅するんです。それが音楽のミキシングマシ―ンの画面のようで「完全にテクノミュージックだ…」と圧倒されていました。
おもってたんとちがう
MVでは「おもってたんとちがう」と言うコーナーの曲も収録されていました。例えばエレベーターを待っていたら、エレベーターの外が動いていくとか、分厚い書類にハンコを押し付けて離したら、書類の束の下がハンコだったとかそういうやつです。
これもキーボード系の音だと思っていたら、ドラムスで成り立っている音だと知って驚きましたし。
おもむろに楽器を打ち鳴らし終えた後、さっとマイクを握って「おもってたんと違う」とつぶやくそのビジュアルに「え、これ声とドラム1人でやってるんだ!」と驚いたものです。
まとめ
お付き合いいただきありがとうございます。
今回コーネリアスのMVを見たことで、デザインあの曲は普通に演奏されている音だということがわかりました。
ぜったい打ち込み式の音楽だと思っていたので、むしろ演奏して音を再現できるのかと驚いたといった方が正しいかもしれません。