ヒカキンの猫はいったいなんだろう

ヒカキンさんがお迎えしたまるおともふこ。彼らはスコティッシュフォールドと呼ばれる、猫の一種だそうです。 で、この猫に対して批判的な声もあったので見て見ました。

スコティッシュフォールドは耳が特徴的

ヒカキンさんが飼っている猫はスコティッシュフォールドというそうです。耳が特徴的に折れ曲がっているということで、「フォールド」と名付けられました。 本を読むときにページの角を折り返すことをドッグイアといいますが、ほんとにそんな感じの耳をしています。

農場にいた猫で、偶然こういう耳をしていたのを「面白い」といって改良し始めたのがそもそものきっかけでした。

骨の持病も出やすい猫

気性もおとなしくて飼いやすい、しかも可愛い。そんな猫にも、ある特徴がありました。 そもそも耳が折れたようになっているのは、骨の病気のためであってあまり健康的なことではないようです。

骨を痛めやすかったり、思い切りジャンプできないなどの問題もあるそうです。 批判的な意見を書いた人としては「有名人が見せることで猫の人気が過熱し、商品としてつぎつぎとスコティッシュフォールドが生み出されていく」現実に警鐘を鳴らしたかったと考えられます。

批判する人もいるけれど

じつはまるおともふこのシリーズをそのまま見ていて、「まるお、もふこ」のお父さんお母さんにヒカキンさんが会いにいくという回がありました。ブリーダーさん宅なのか、どなたかに引き取られたのかまではわかりませんが、非常に清潔な環境で自由に歩いているのをみると「十分大切にされてきたんだな」ということが画面から伝わってきました。

また、ヒカキンさんも健康管理などはしっかりしているのでまるおが飛び降りてものを壊すなどのハプニングはあるものの、元気いっぱいに2匹は過ごしています。 密着動画などでも2匹はじっと見守っていますし、リラックスした姿を見せているので十分な愛情を注いでいることも確か。

彼の動画からは「かわいいから飼ってみよう」と思うより、「猫様にお仕えするくらいじゃないと飼えないな」という感想しか持てません。 ヒカキンさんの食生活を見ているとものすごく豪華と言う感じはしません。むしろ猫のちゅ~るやおいしい猫缶、猫のおもちゃを買ってきたときの方がヒカキンさんは嬉しそうなんですよね。

だから彼の動画が安易な猫の飼育を促しているとはあまり思えない次第です。

まとめ

ヒカキンさんの飼っている猫はスコティッシュフォールド。遺伝的な病気もあるので、注意深くみなくてはなりません。

でも、動物を含め私たち人間も遺伝的な疾患があったり、特性があります。

確かに「人気の○○を育てて売ればもうかるから、ブリードしよう」というのはいただけません。でも、特性を持った猫を否定せずに愛情深く育てていく分には全く問題ないはずです。

彼が表面だけ猫を可愛がっているわけでないことは動画からも明らかですし、猫たちもヒカキンさんに心の底から甘えて信頼していることも伝わってきます。むしろ彼の動画を見て、「ここまで猫を家族以上に愛していくことってできるんか?」というレベルに達しているので。そんなに安易に「飼育したい!」と騒ぐ人は多くないのではと思います。