こんにちは、漢検2級取得しているあゆかです。今回は朝のEテレ、「すごい漢字」を話題にします。
知らない漢字ばかり
お笑いコンビ、ナイツの土屋さんが歌う不思議なうた「すごい漢字」。
朝の寝ぼけた時間に見ていると、いきなり難しい漢字が出てくるので思わずぎょっとします。
薇、瓩など、一見「あの字に似ている」「見たことない」と思うような漢字の数々。
「あー、バラの薇か」と思ってると「違います~」といわれ、「瓦?千?なんじゃこれ?」と思っている間にさりげなく答をいわれてしまうのです。
答えは「ゼンマイ」と「キログラム」です。私も間違えました。
なんでも表現できる漢字
ちなみにキログラムのような字は国字といい、日本で独自に作られた字です。
中国から漢字を学んで、「これを表したいけどいい漢字がない、じゃあ作ってしまおう」となった。これが国字ということですね。
じゃあ、100グラム、10グラムはあるのかと言うことで調べてみました。グラムは瓦で変換されます。
でもひゃくぐらむ、じゅうぐらむでは変換されないんですね。なんと、こう読みます。
100グラム→ヘクトグラム
ヘクトはヘクトパスカルなんて言いますよね。
ヘクトはギリシャ語の「100」のこと。小学校で学ぶ「ヘクタール」にもヘクトは隠れてます。
10グラム→デカグラム
10のことをデカというのは、理科でよく聞く「デシリットル」のデシと同じです。
「十日物語」の「デカメロン」も十日間の話ですから「デカ」です。
こういう文字や単位をカタカナではなく、うまい具合に国字としてしまう漢字、いや日本語ってすごいですね。
まとめ
朝のテレビ番組でひとつ賢くなりました。
キログラムも100グラムも10グラムも、全部対応する漢字があるなんてびっくりです。
なんでも日本語ワールドにいれてしまう日本語の懐の広さ、すごい。