3月17日にソメイヨシノが関西でさいたというニュースが入ってきました。入学式まではぜひ咲いていてほしいものですね。
日本人にとっては桜が咲いたと言えば「春が来た」とよろこび、桜がかなり咲いてきたと言えば「まだ散らないでほしい」と気をもむ植物です。
で、思ったのが「吉野っていうことは関西から来たの?」と言うこと。ざっくり調べたら違うみたいです。
ソメイヨシノは奈良県の桜?
今の東京都巣鴨あたりにあった染井村の造園師たちの手によって育てられ、桜の名所奈良県の「吉野山」にあやかってネーミングがされました。
しかし、吉野山に生えているのはヤマザクラという品種で、その当時売り出された桜とは別ものだったそう。
そこで区別するために「染井村で作られた」ことを名前に取り入れて、染井の吉野桜、つまり「ソメイヨシノ」と言う名前に落ち着いたんですね。
ヤマザクラは八重の桜?
私の勝手な思い込みだったんですが、山桜は八重桜ではないんですね。 ふつうに5枚の花びらがついている、いっけんソメイヨシノと区別がつかないような花の形です。