なりたい職業1位は会社員?

会社員を選んだのはなぜ?

生命保険会社が調査した結果によると、小学生から高校生の男女全員が「会社員」をなりたい職業に選んだそうです。 ところでこのアンケート、学校を通して行ったものなのか、アンケートサイトで集めたものなのか謎ですよね。

さて、これまではなりたい職業と言うと「サッカー選手」「野球選手」というのが定番の時代もありました。

でも昨今のコロナ禍の影響か、「会社員」という選択肢が浮かんできたようです。子供たちが現実だけを見据えて、大きな夢を持たなくなったのかというと、どうもそういうわけではないそう。

リモートワークの影響?

2020年度は4月から保育園への登園自粛があったり、急遽テレワークを強いられて子供にとっても大人にとっても試練の一年でした。 普段家にいないお父さんが家でパソコンを開けて仕事をしているのを、お子さんが間近で見る機会もかなりあったと思います。

反対に、おっとりしたお母さんが自宅で仕事の指示をキビキビこなしたり、普段しっかり者のお母さんが慌てている姿に萌えたというSNSでの投稿も見た気がします。

コロナウイルスによって不自由さは多々ありました。働くということに漠然としたイメージしか持てなかった子供たちにとっては、今回のリモートワークを機に親が働く姿を見て仕事の大変さを実感したりできたのではないでしょうか。

だからきっと、「給料がもらえるから会社員」と言う意見ではなく、「大好きな、もしくは普段反発してしまう親が懸命に働く姿を見て、会社員という働き方を改めてよいと評価した」ではないかと思います。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。 なりたい職業にスポーツ選手がランキングしていた時代は、90年代家族そろって野球を見ていた時代でもありました。

昨今は暗いニュースもありますが、普段家にいなかったお父さんが家にいるようになって変わったこともたくさんあったのではないかと思います。

子供にとってこれまでは、お小遣いというと当たり前のようにもらえるものだったかもしれません。でも親が頭を下げたり、頑張って仕事をした結果得られるものだと実感できたのかもしれませんね。 コロナの早期収束を願いつつ、子供たちの将来と日本の未来が明るいものになることを願います。