地久子川で人の脚?

地久子川での珍事件

富山県高岡市能町にある地久子川(じくしがわ)でちょっとした事件が起きました。川自体は工事もされていてそれほど超大型、という感じはしないのですが、平成24年7月の豪雨で床上浸水を起こすほどのパワーを持った川です。

さて、そんな川に、「人の脚だけが水面から飛び出している」と言う事件が起きました。 夜7時ごろ通行人の方が119番してくださったそうです。

夜7時というとかなり真っ暗なはずですが、夜目がきくひとが見かけたのかもしれませんね。さかさまの脚だけが見えているなんてギャグ漫画ではよく見ますが、現実に遭遇したら相当心臓がバクバクしたことでしょう。

結論からいうと、人ではなくマネキンの脚でした。どうも「ほぼ全身があるタイプ」のマネキンだったようで、胴体を下にして脚だけが水面に飛び出ていたそうです。水深があまりなかったのでしょうね。

なぜこんなところに?

この川は一級水系で、かなり大きな川なのでどこかから流れついてきたと見られています。おそらくマネキンのあちこちが傷ついたりしていたのでしょう。川を流れてくる岩が石になるように、川の流れはものすごい力を持っていますからね。(以前どこかの川で着衣のないご遺体がみつかりましたが、川の流れで服が無くなってしまった可能性が高いというのを聞いたことがあります。事件か事故かわからないですが、詳細は控えます)

捨てる場所に困って流したのか、うっかり流されたのかはわかりませんが人騒がせな事件でした。

ちなみにマネキンが引き起こす騒ぎはどこにでもあるようで、カリフォルニア州サンホアキンストックトンでも不法投棄をきっかけに大騒ぎが起きました。 警察官も恐る恐る見に行って、引き揚げたらマネキンだったので緊張が解けて大笑いしてしまったそう。

現場も大きな池で、監視カメラもないためよく不法投棄されていたそうですが、市民に心配をかけないためすべて回収したとのことです。 どこにでも同じような事件は起きるものですね。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 捨てた方も「捨てる場所がわからないから捨てちゃえ!」と思って捨てたのかもしれませんが、とんだ騒ぎになりました。

道路のごみ位なら誰かが拾ってくれることもありますが、川のごみはなかなか拾えるものではありません。 捨てた方も自分です、と名乗り出ることはないでしょうが、心臓に悪いのでこうした投棄はやめていただきたいものです。